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「離婚記念日」

離婚調停が成立すると、その成立した日が離婚日となります。

 

協議離婚の場合は、離婚届けを役所に提出して受理されることによって離婚が成立しますが、調停離婚の場合は、役所に届ける前に離婚が成立しているということです。

 

調停の成立までには、悩み、考えることばかりです。

「これまでの私の人生は何だったの?」
「慰謝料をもらわないと納得できない!」
「子どもは私と暮らした方が幸せに決まっている」
「私が節約したからお金が貯まったのに・・」

 

いろんな思いが渦巻きます。

 

しかし、相手があることです。
相手も同じように悩み、考えていることを忘れてはいけません。
離婚調停が、1回や2回の調停期日でまとまることは珍しく、むしろ、長引くことの方が多いです。
悩み、考えることが多いほど調停は長引きます。1年以上かかることもあります。

 

そのような長い時間の中で、本当に考えるべきことは、何でしょうか。
いかに相手より有利に調停を進めるか、ということでしょうか。

 

そうではありません。

離婚調停が続いている間に真剣に考えなければならないのは、

 

離婚後の自分の人生についてです。

 

離婚後の生き方をどうするのか。
今までと同じ考え方のままで生きていってよいのか。
何を目標とすべきか。
など、自分を見つめ直し、今後の生き方を真剣に考えることができるかどうか。
これによって、離婚後の人生が変わってくると思います。

 

悩み、考えた末、たどり着いた調停成立の日は、

まさに新しい人生への第一歩となる「離婚記念日」です。

 

離婚に至るまでに悩み、考えたことは、無駄にはなりません。

きっとその後の人生に生きてきます。

 

弁護士 大池

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