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自動運転と未来

 昨年末、友人との忘年会をかねて岐阜市柳ヶ瀬町を散策していましたら、赤いかわいいバスを見かけました。

 岐阜市が運行している自動運転のバスです。町には路上駐車している車も多いのですが器用によけて走っています。

 テレビや新聞でも紹介されているのでご存じの方も多いと思います。11月下旬より走行していて、運賃は無料です。原則予約制ですが空席があれば乗車できるようです。ルートは二通りあり、岐阜駅から市役所までの中心部ルートと、岐阜駅から川原町や岐阜公園などの観光地を周遊する岐阜公園ルートです。

 

 自動運転は5段階のレベルに分けられています。それぞれのレベルとはどのようなものでしょうか。

 

レベル1 運転支援

     システムが前後・左右のいずれ

     かの車両制御を実施

 

レベル2 特定条件下での自動運転機能

     高速道路での自動運転機能など

 

レベル3 条件付自動運転

     全運転操作を自動化できるが、

     システムからの介入要求にドラ

     イバーが応答する必要あり

 

レベル4 特定条件下における完全自動運転

     特定条件下でシステムが全運転

     操作を実施

 

レベル5 完全自動運転

 

 レベル4、5は車内にドライバーがいなくても走行できるということのようです。

 2023年4月1日の改正道路交通法の施行で、すでに「レベル4」の公道走行が解禁されています。

 岐阜市が運行しているバスは、「レベル2」です。車中に運転席やハンドルはないのですが、係りの方がいて操作しています。岐阜市では「レベル4」の実現を5年以内にめざしているそうです。無人の路線バスやコミュニティーバスに乗る日も、そんな遠い未来ではないのかもしれません。

 岐阜市運行の自動運転のバスは、時速20㎞未満でゆっくり走行しています。

 観光地を周遊するのに良いのではと思いました。私も乗車してみたいと思います。

事務員MM

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