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環状交差点(ラウンドアバウト)で目が廻る??

 5月の寒暖差の激しさに疲労感が抜けない、事務員Mです。

 本年3月25日に多治見市内で初(岐阜県内では3箇所目)の環状交差点(ラウンドアバウト)が、多治見市大薮町に完成したとのことで、行ってきました。

 

 円の真ん中は、多治見市だからでしょうか、タイル張りで桜がモチーフになった可愛らしいデザインでした。

 

 そんな身近な場所にも整備されだした、環状交差点について少し調べてみました。

 車両が通行する部分が環状の構造を有する平面交差部で、その交通方法が環状の一方通行となる交差部を、いわゆる「ラウンドアバウト」といい、そのうちこの交差点の様に道路標識により右回り通行することが指定されているものを「環状交差点」というそうです。

 平成25年6月14日に公布された道路交通法の一部を改正する法律が平成26年9月1日から施行され、環状交差点の運用が開始されました。

 導入がなされている背景としては、交通事故の減少、被害の軽減、交差点における待ち時間の減少などが見込まれています。また、東日本大震災では、数多くの信号機が破損し、停電により機能不全となり、交差点が大混乱しましたが、環状交差点は信号機がなく、災害に伴う停電時にも機能することから災害時の対応力の向上にも効果が見込まれ、全国で導入がされてきているそうです。

 近隣では、多治見市内でもう一箇所、多治見市若松町交差点で整備されるようです。

 環状交差点が、未体験の方に事前に通行ルールなどをご確認頂き、イメージしておいて頂くと良いかなと思いましたので、現地の写真とポンチ絵でご紹介させて頂きます。

 なお、詳しい交通規制については、環状交差点の交通規制について 警視庁 (tokyo.lg.jp)リンク先のご説明をご覧下さい。

 

 

事務員M

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